今年は毛虫が多い?緑天の現場で感じるアメリカシロヒトリ・モンクロシャチホコの大量発生

最近、庭木のお手入れをしていると、例年よりも毛虫が多いと感じることがあります。

特に今年の9月は、私の周りでも毛虫が大量に発生しているという話を聞くことが増えました。

「アメリカシロヒトリかな?」

「モンクロシャチホコかな?」

と、発生している樹木や毛虫の姿を見ながら判断することになりますが、今年は実際に緊急対応で薬剤散布を行う現場もありました。

調べてみると、埼玉県内でも今年9月、富士見市が公園の桜に発生したモンクロシャチホコについて注意喚起しています。

モンクロシャチホコは桜などの葉を集団で食害する毛虫で、9月頃に活発に葉を食べることがあります。

東京都北区でも、モンクロシャチホコは8~9月が発生時期とされ、大量発生すると葉がなくなるほどの食害が発生する場合があるとされています。

今年は雨が多いから?

ここ最近、個人的に少し気になっていることがあります。

今年は雨がものすごく多くないですか?

気象庁のデータを見ても、2026年9月の関東甲信地方は、9月25日までの降水量が平年の155%となっています。

特に9月上旬には、平年を大きく上回る降水量となった時期もありました。(気象庁データ)

「この雨の多さも、今年の毛虫の発生に何か関係しているのかな?」

と、現場にいる植木屋としては少し気になるところです。

もちろん、雨が多かったことが今回の大量発生の原因だと断定できるわけではありません。

毛虫の発生には、気温や降雨、餌となる植物の状態、発生時期など、さまざまな要因が関係します。

ただ、今年は私の周りで実際に大量発生している現場が多く、例年との違いを感じています。

緊急で薬剤散布を行いました

先日も、毛虫が大量発生しているということで、緊急対応として薬剤散布を行いました。

発生量がかなり多く、樹木への食害も進んでいる状態でした。

このような場合、まずは現在発生している幼虫を抑えるために、状況を確認したうえで適切な薬剤による防除を行います。

ただ、今回の現場で改めて感じたことがあります。

「早期発見・早期対応すれば、必ず発生を抑えられる」というわけではありませんでした。

早期発見・早期対応でも、抑えきれないことがあります

今回の現場では、決して「毛虫が完全に広がってしまってから気付いた」というわけではありません。

発生を確認して、早い段階で薬剤散布を行いました。

それでも、その後も毛虫の発生が収まりませんでした。

正直、植木屋としても

「ここまでやっても、まだ出てくるのか……😭」

というのが今回の現場での実感です。

もちろん、薬剤散布を行った意味がなかったということではありません。

現在発生している毛虫を防除するためには、薬剤散布は重要な方法の一つです。

ただし、大量発生している状況では、

・すでに樹木全体に幼虫が広がっている
・葉の裏など、薬剤が届きにくい場所にいる
・散布後も別の場所から幼虫が移動してくる
・発生時期によって、さまざまな成長段階の幼虫がいる
・周囲の樹木などから新たに発生する可能性がある

など、いろいろな要因があります。

そのため、早期発見・早期対応をしても、発生を完全に抑え込めないことがあります。

これが今回、実際に現場で経験したことです。

プロでも「発生そのものを完全に止める」ことはできません

植木屋として、お客様から

「薬をまいたら、もう毛虫は出ませんか?」

と聞かれることがあります。

正直に言うと、そこまでお約束することはできません。

薬剤散布は、現在発生している害虫を防除するための方法の一つです。

一方で、周囲の樹木から移動してきたり、新たに発生したりする可能性まで完全になくすことはできません。

特に今回のような大量発生している状況では、緊急対応で薬剤散布を行っても、発生がすぐに収束しないケースがあります。

だからこそ、

「早期発見・早期対応が大切」

というのは間違いありませんが、

「早く見つけて薬をまけば、必ず止められる」わけではない。

これも、今回の現場を通して改めて感じました。

それでも、早期発見は大切です

では、早く見つけても意味がないのかというと、もちろんそんなことはありません。

毛虫の発生が少ない段階で発見できれば、被害が大きくなる前に対応できる可能性があります。

特に、

・葉が急に透けて見えるようになった
・葉に食べられた跡が増えた
・木の下にフンが落ちている
・葉の裏に毛虫が集まっている
・枝先に白い巣網のようなものがある

といった変化があれば、一度庭木をよく確認してみてください。

今回のような大量発生を経験すると、

「早く見つけること」と「発生してからの状況に合わせて対応すること」

の両方が大切だと感じます。

緑天では、庭木の剪定だけでなく、庭木の状態を見ながら害虫の発生などについてもご相談を承っています。

「この毛虫は何だろう?」

「薬剤を散布した方がいいのかな?」

「葉がどんどん食べられているけど大丈夫?」

など、お庭のことで気になることがありましたら、お気軽にご相談ください。

ご相談・お見積りは無料です。

戸田市・蕨市を中心に、川口市、東京都北区、板橋区周辺で庭木の剪定・伐採・植栽・お庭の管理などを承っております。

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